舞囃子 「養老」水波之伝 今村哲朗 仕舞 「菊慈童」 多久島法子 「松虫」キリ 木月晶子 「網之段」 久保誠一郎 「玉之段」 坂口貴信 「枕之段」 今村一夫 「道明寺」 多久島利之 「松風」 坂口信男 「弱法師」 大西礼久 「山姥」キリ 森本哲郎 舞囃子 「忠度」 観世三郎太 休憩25分 能 「道成寺」 赤頭 白拍子・蛇體 今村嘉太郎 2025.2.26現在 番組内容は変更になる可能性があります。
「道成寺」赤頭 白拍子・蛇體 今村嘉太郎 道成寺住僧 御厨誠吾 侍僧 宝生尚哉 侍僧 小林努 能力 野村万禄 能力 吉住講 笛 杉信太朗 小鼓 成田達志 大鼓 白坂信行 太鼓 田中達 地謡 岡久広 坂口信男 多久島利之 森本哲郎 今村一夫 久保誠一郎 杉浦悠一朗 小倉要二郎 後見 観世三郎太 坂口貴信 林本大 鐘後見 大西礼久 今村哲朗 笠田祐樹 山口剛一郎 井内政徳 2025.2.26現在 出演者は変更になる可能性があります。
道成寺は、能のなかでも大曲のひとつです。
この曲の見せ場のひとつである乱拍子(らんびょうし)は、シテと小鼓で演じられ、15分ほども両者の息使いだけで間を合わせ、続けていく難所です。この場では、小鼓はシテに向かい合うように座り直し、集中した世界を創っていきます。他に、特殊で華やかな囃子の手も多く、道成寺ならではの見せ場がたくさんあります。
最大の山場ともいえる鐘入りは、落ちてくる鐘に、シテが飛び込む大変危険な演技です。鐘はとても重く、タイミングが合わないと、大きなケガを負い、死に至るような危険もはらんでいます。鐘入りで鐘の綱を手放す「鐘後見(かねこうけん)」は、シテに次いで重い役割といえ、力量のあるベテランが務めることになっています。
後場への面・装束の付け替えは、シテが鐘の中で、たったひとりで行います。後見なく、ひとりで装束替えを行うものは、現存する曲では道成寺ただひとつです。そのほか、シテは、鐘の中で、地謡に合わせて鐘を揺らす、鐃鈸(にょうばち)を鳴らすといった特殊効果を務めなければなりません。
「道成寺」は、鐘にまつわる物語であり、始め鐘後見によって鐘が吊り上げられ、曲中、鐘入りがあり、また鐘楼へ戻るといった具合に、ある意味、鐘が主役を担っています。一般に、舞台を水平に使う能の中で、「道成寺」は、空間の垂直性に目を向けた、新たな試みともいえるのです。
「道成寺」のあらすじやみどころ、観能がより楽しくなるエピソードなどを、「道成寺」の主役、観世流シテ方能楽師 今村嘉太郎が解説します。能楽が初めての方に
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